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中小企業向け! ISO9001徹底解説!11

ISO9001

こんにちは!今回もISO9001について解説して行きたいと思います!僕が書く記事は要求事項を解説するのではなく要求事項を理解した上でどう使うのか?を解説しているものです!僕が発信する記事を全て読んだ方は,全てを理解し,その上でどう社内に落とし込んでいくかがわかってくると思います!皆さん最後までぜひ読んで下さい!

計画

要求事項を理解していこう!

まずは要求事項です!
6.1.2
組織は次の事項を計画しなけければならない。
a. 6.1.1によって決定したリスク及び機会への取り組み。
b. 次の事項を行う方法。
1) その取り組みの品質マネジメントシステムプロセスへの統合及び実施。
2) その取り組みの有効性の評価
リスク及び機会への取り組みは製品及びサービスの適合への潜在的な影響と見合ったものでなければならない。
注記1:リスクへの取り組みの選択肢にはリスクを回避すること,ある機会を追求するためにそのリスクを取ること,リスク源を除去すること,起こりやすさ若しくは結果を変えること,リスクを共有すること,又は情報に基づいた意思決定によってリスクを保有することが含まれる。
注記2:機会は新たな慣行の採用,新製品の発売,新市場の開拓,新たな顧客への取り組み,パートナーシップの構築,新たな技術の使用,及び組織のニーズ又は顧客のニーズに取り組みためのその他の望ましくかつ実行可能な可能性に繋がり得る。

また長文きた〜。注記とか意味不明。。

確かに長いですね。しかもこの注記によって余計わかりにくいと思います。なのでしっかり解説して行きたいと思います。

要求事項の理解

今回は,前回に解説したリスクの明確化について理解していることが前提となります。なのでまだ読んでない方は一旦前回の記事を読んでからにしましょう。

今回の内容は,前回の記事で明確にしたリスクと機会についてどのように活動していくか?と言うものを要求事項としています。どういうことでしょうか?抽象的な感じがまだしますね!では次は,何かを作りたいと思った時に何が必要か?どの順番でやるか等を考えたりしたことはないでしょうか?
これが計画ですね!要はこの要求事項は決めたリスクに対して何が必要か?何をやればリスク回避が出来るかを計画しなさい!と言うことです!リスクについても同じ考え方です!ではそれを考えたらどうすれば良いのでしょうか?もちろん明確化ですね!基本的には要求事項に対して明確化するっていう考え方を持っていて下さい。では明確化とはどうでしょうか?文書化ですね!

活動計画を立てよう

さて,題名にもあるとおりここからは活動計画を立てるようにしましょう!では活動計画をどうすれば良いでしょうか?それは具体的に計画を立てることですね!何を決めていくのか。それはこれから解説しますね!

エクセルで表を作ろう!

エクセルの表には月毎に結果をかけるようにしておきましょう!また,エクセルにはリスクと機会の内容を書いてその下に具体的実施項目とでも記載し,何をしていくのかを書きましょう!もちろん計画は日単位でなくて構いません。無難に月単位で計画を立てておくのが一番いいでしょう!
なぜなら日単位で計画を立ててもどうせ計画が狂うからです!逆に言うと月単位で書けば月のどこかで計画した活動を実行する事は可能ではないでしょうか?つまり実現可能性が高い活動計画を立てておくのが一番理想です!

ではその計画を実行する事を大前提として有効性の評価をそうすれば良いでしょうか?
これをするためには有効性を評価する人間が活動実績を把握している必要があります。
なので活動計画表には活動実績が記載できるようにしておきましょう!
では有効性の評価は誰がするべきでしょうか?それは部署長と経営者です!

部署長と経営者と書きましたが,どのように評価していくのかを紐どいて行きましょう!

3ヶ月毎に評価!!

部署長は進捗を確認して3ヶ月で評価をしましょう!もちろん評価のコメントを記載して部署のメンバーに展開するのを忘れずに!
では経営者はどのくらいで評価すれば良いでしょうか?ズバリ1年です!1年と言っても1年のうちどこかでと言うわけではなく年度の活動を完了した後に評価をするのがベストです!
このサイクルをこなしていくことが重要です!

まとめ

今回は実際に活動をする上でどのように計画し,どう評価していくのかについてを記事にしてきました。どうでしたか?ISO9001を運用していくには必ず必要なステップです。この部分は結構根幹の部分になるので絶対に覚える必要があります!ぜひ最初から読んで覚えて言って下さい!次回も要求事項を解説していくので読んでもらえたら嬉しいです!

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