こんにちは！今回はISO9001の4.4.2項について解説して行きたいと思います！今回の解説で4項が全て終わるので，1から始まり5まで読んだ後，4項の要求事項をある程度理解出来ていると自負しても良いと言えるでしょう！それでは書いて行きますね！
組織の状況
要求事項を理解しよう！
4.4.2
組織は必要な程度まで次の事項を行わなければならない。
a. プロセスの運用を支援するための文書化した情報を維持する。
b. プロセスが計画どおりに実施されたと確信するための文書化した情報を保持する。
ふわっとしてる気がして
なんだかわかるようなわからないような
大丈夫！解像度を上げて行きましょう！
要求事項を理解しよう！
確かにふわっとしているように感じてしまってよくわからないなぁと思う方！たくさんいらっしゃると思います！なので今回も頑張って解説して行きたいと思います！
プロセスの運用を支援するは各プロセスを行なっていくために必要なもの全てに≒となります！
どういうこと？
詳しく説明して行きます！
プロセス運用には何が必要だと思いますか？
ん〜
人とか？
そうです！まず人が必要です！
では，人という面で必要なのは何か？簡単に言うと2種類あります！
１：求人・採用による従業員の確保
２：適切な教育による従業員の力量向上
ざっくり1と2を説明しましたが従業員がいないとそもそもプロセスは物理的に機能出来なくなるのはわかりやすいと思います。(AIあるじゃんと思う方も大勢いらっしゃると思いますが，考え方は人が行うと言う前提で考えて下さい)
この求人活動・採用をすることがまず一つ目の支援として挙げられます。
では適切な教育とは何か？
ここが一番難しい所でその人にあった教育をしなくてはいけないと言うのは大前提ありますが，資格的な問題もあったりします！
その資格を取ったりするためのOJT・座学教育などを行い理解度をつけさせるのも教育です。こういったものが支援の一つとして挙げられます。
ようはこれを行うための計画表を立てて・実行して・その書類を持っていなさい！と言うことです！
教育を計画するのは簡単なようですごく難しいですよね！大枠では作れるものの，その人にあったカリキュラム・解像度が必要になります。特に新人は新人研修というのがありますが，覚えるのが早い・
少し遅いなと感じる方といると思います。それも踏まえて計画を立てられるように心掛けましょう！
また，資格については会社が受験料金を負担するという会社が多いと思います。
それも支援の一つですね！そういう活動はぜひ，継続して言った方が良いと思います！
教育関係の詳細については，7項で詳しく出てくるのでまた記事に書きます。ぜひ見てくれたら嬉しいです！
それでは，そのプロセスが計画通りに実施されたことを確信するための文書化した情報とは何でしょうか？
結論：今の話で出た教育の計画表と採用の計画表です！
ですが，今の結論の通りではあるんですけど問題も一つあります。それはなんでしょうか？
そう！計画を立てただけの状態であるということです！
上記にあるように支援プロセスには教育や採用が多く関わります。その2つを確実に行なっているかどうかは計画表だけ見ても実績がないのでわからない！という現象が生まれてしまいます。
ではどうしたら良いのでしょうか？そう！計画表に実績をかけるようにすれば良いだけです！
まず表を作ってその表の中に計画と実績の項目を付けて計画にチェックを入れます！それに対して
実行できたならば○・実行出来なかったら×と書けばプロセス運用がされているかどうかがわかります！
そしてその書類もしっかりとなくさずに持っておきましょう！
実はこれだけで4.4.2項の要求事項を全てクリアすることが出来ます！
まとめ
今回はこれで終わりです！どうでしたか？今までISO9001?何それおいしいの？そう思う方もいたと思います。ですが蓋を開けてみたら意外と簡単だった！なんて思った方もいたのではないでしょうか？
ちなみに中小企業向け！ISO9001徹底解説！1〜5は経営者・幹部レベルの方が特に覚えておく必要があります！内容がかなり経営に関わる内容だからです！お伝えしますがISOは片手間でやり過ごす会社が多いです！ですがこれは上手く使いこなすことで経営戦略のツールになると言われています！
それを聞いてどう思うでしょうか？そんなわけないだろうと思う方もいると思います！
ですがものづくりをする従業員・それを管理する間接部門の方からして見れば管理されている状況が作り出されていることで，より良い製品が出来ることを理解しています！今まであまり関与せずにいた経営者の方にはぜひとも第一線で関わって欲しく思い今回は終わりにさせて頂きます！
次回からはいよいよ5項に突入します！引き続き読んで下さい！お願いします！
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